即ちノートPC向けの増設モニターは、それ自体が軽量でいつでも携帯できる形状でなければならない。もちろん、描写性能に手を抜いてもいけない。そこで紹介したいのが「Packed Pixels」という製品だ。
・解像度が大幅に向上
Packed Pixelsは、初めて開発された製品というわけではない。今回は10.1インチ型「Go」と15.6インチ型「4K」を前作の後継機種としてクラウドファンディング「Indiegogo」に投入した。いずれもノートPCの画面横に設置する仕組みだが、特筆すべきは重量。Goは330g、4Kは600gに過ぎない。これなら持ち運びができる。
前作のPacked Pixelsは9.7インチで、解像度は2048×1536だった。今回は2560×1600(Go)と3840×2160(4K)である。Windows、Mac OS、Linuxはもちろん、iPad、ビデオカメラ、ゲームコンソールとの接続にも対応する。
設置も容易だ。優先ケーブルをPCにつないで専用マウントに引っ掛ければ、それで完了。Packed Pixelsへの電力はPCから供給される。
それぞれサイズの違うGoと4Kを組み合わせて使用することも可能。使用者の発想次第で、あらゆる可能性を見出せそうだ。
・別個のキャンペーンページを展開
Packed PixelsはIndiegogoでキャンペーンを展開しているが、Goと4Kでそれぞれ別個のページを出している。大抵は同じページで出資を募るのだから、これは極めて珍しいケースだ。Packed Pixels Goは189ドル(約2万800円)、4Kは219ドル(約2万4000円)からの出資枠を公開している。ただし、これらは数量限定であることに留意していただきたい。
Packed Pixels Go-Indiegogo
Packed Pixels 4K-Indiegogo