Amazonは、そうしたユーザーの要望に応えた電子書籍リーダー「Kindle」の新モデルを発表した。4月10日に8980円で発売する。
・明るさを24段階調整
新Kindle はLEDライトを内蔵していて、ディスプレイの明るさを調整できるようになっている。明るさは24段階でマニュアルで変えられ、あらゆるシーンで最適な読書画面となる。Amazonデバイス担当の副社長Kevin Keith氏によると、ユーザーから多く寄せられていた要望がこのフロントライト機能の搭載。「Kindle Paperwhite」「Kindle Oasis」では導入されていたが、ベーシックラインにも持ってきて、しかも8980円というリーズナブルプライスを維持しているところに意味があるといえそうだ。
・数千冊を持ち歩ける
スペックとしては、ディスプレイは片手で持ちやすい6インチで、解像度は167ppi。4GBのストレージには、一般的な書籍なら数千冊を入れられる。他のKindle 同様にEインクディスプレイなのでバッテリーが長時間持ち、フル充電で数週間楽しめるとのこと。
一方、Paperwhite、Oasisと異なる点は接続がWi-Fiのみの対応で、防水機能も付いていないこと。Wi-Fi環境でダウンロードしてしまえば接続のないところでも読書はできるので、お風呂やビーチ、プールなどで扱うことはない、という人にはこの新Kindleがうってつけだろう。
価格はロック画面に広告が表示されるタイプだと8980円、広告なしのタイプは1万980円となっている。
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