そこを補うスマートグリルを、米国メーカーTraegerが発表した。Wi-Fiに対応し、スマホなどで温度や時間を設定できるというもの。高温で肉を焼くのはもちろん、低温でじっくりと火を入れる料理にも対応する。
・アプリで設定も
今回発表された6種はいずれもWi-Fiに対応し、コンセントをつなげて使う。グリル横に温度などを設定できるコントローラーがあり、そこのボタンで設定できるほか、アプリでも調整可能となっている。木材ペレットを燃やすタイプながら、キッチンにあるオーブン同様に、設定した温度を保てるのがこのスマートグリルのポイント。調理の時間が読みやすくなり、また失敗も減らせる。
センサーでペレット量をモニターし、少なくなったらスマホに通知するタイプも用意されている。
・アプリにメニューも
そしてこのグリルの特徴の一つが、対応する温度の幅が広く、野菜を低温でじっくりと蒸し焼きにしたり、高温短時間でステーキ肉を焼いたりと、さまざまな料理ができること。アプリではメニューとレシピも紹介しているので、マンネリ化を防ぐことができそうだ。Wi-Fi対応スマートグリルはグリル面積や機能が異なる6種が展開され、価格はそれぞれ異なるが、最も安いもので799ドル(約9万円)〜となっている。庭付きの家に住んでいる人はいかがだろうか。
Traeger