職場に電子レンジがあれば最高だ。しかし、そうでない場合はどうするべきか。そんな時に役立つのが「LunchEAZE」というスマート弁当箱である。
食事の時間に合わせ、徐々に中身を温める機能を有している。寒い日には最適の製品と言える。
・冷凍食品をそのまま弁当箱へ
冬場の野外での仕事には、温かい食事が必要である。また、米飯は冷めると美味しくなくなる。そこでLunchEAZEの出番。これはBluetoothでスマートフォンと連携するIoT弁当箱、と表現するべきか。専用アプリで食事の時刻を予め設定すると、それに向けて中身の食材を温めてくれる。
たとえば、その会社の昼休憩が正午からだとしよう。LunchEAZEのアプリでそのように設定すると、製品本体の過熱機能が午前10時即ち2時間前から始まる。正午になると、今度は食事中に食材が冷めないよう保温機能が発動する。
その計2時間半の稼働でバッテリーを使い切る、という仕組みだ。再充電にかかる時間は5時間半。
このLunchEAZEは、冷凍食品にも対応する。冷凍庫から取り出したカチカチの冷食をそのままLunchEAZEに放り込んでも問題ないそうだ。
・アメリカ国内のみの配送
LunchEAZEはクラウドファンディング「Kickstarter」で資金調達キャンペーンを実施している。調べてみると、数量限定ではあるが1台99ドル(約1万1000円)からの出資枠が存在する。ただ残念なことに、アメリカ国内の配送に限定されるという。配送時期は今年5月から。アメリカ国外への出荷も望まれる、期待の製品である。
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