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WeWorkがフード系スタートアップに特化した共働型オフィススペースを開設へ

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世界96都市に共働型オフィススペースを展開するWeWork(ウィワーク)は、フード系スタートアップ企業に特化したオフィススペース「WeWork Food Labs(ウィワーク・フードラボ)」を2019年内にニューヨークで開設することを明らかにした。

・フード系スタートアップのための共働型オフィスが誕生

「WeWork Food Labs」は、食品製造、飲食サービス、物流ソリューション開発など、食の分野で様々なイノベーションに取り組むスタートアップ企業を対象とする共働型オフィススペースだ。

執務デスクや会議室に加え、キッチンや菜園スペース、飲食スペース、物販スペースなどを備えるほか、ワークショップやコンペティションも定期的に開催。

食にまつわる商品やサービスの研究開発に集中できる環境を整えるとともに、起業に必要な知識を学んだり、起業家が切磋琢磨し合える機会も設けられているのが特徴だ。

・WeWorkが食にまつわるイノベーションの一翼を担う!?

専門メディア「Food+Tech Connect」によると、米国ではフード系スタートアップ企業への投資規模が拡大しており、2017年はその総額が前年比87.8%増の10億8000万ドル(約1202億円)に達した。

WeWorkでは、フード系スタートアップ企業の新商品を厳選してWeWorkの会員に限定販売する店舗「WeMRKT」を運営するなど、これまでもフード系スタートアップ企業を間接的にサポートしてきた。

「WeWork Food Labs」は、これまでのWeWorkの取り組みをふまえ、食にまつわるイノベーションプラットフォームとして進化しようとしている点が興味深い。(文 松岡由希子)

WeWork Food Labs

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