とはいえ、限られた休憩時間内で新しい店を開拓するのも大変だし、結局いつもの店、あるいはコンビニ弁当で済ましている……という人も少なくないはず。
そんなランチの時間をもっと楽しくしてくれそうなサービスが、月額定額制のランチテイクアウトサービス「POTLUCK」だ。
このたび、「POTLUCK」は三井住友海上火災保険株式会社と提携し、「テイクアウト保険」を始める。利用者がもっと安心して利用でき、かつ飲食店側の心理的負担を軽減する、この新しい試みについて、「POTLUCK」を運営する株式会社RYM&CO.(リムアンドカンパニー) CEOの谷合竜馬氏に詳しいお話を伺った。
・事前予約で待ち時間なし!ゆったりとしたランチタイムを
Q1.月額定額制ランチテイクアウトサービス「POTLUCK」 のサービス内容について教えてください。POTLUCKは、月額料金として1ヶ月有効のチケットを購入することで、様々な飲食店の料理がテイクアウトできるサービスです。事前予約で待ち時間がないため、「お昼時にゆっくり過ごせない」というランチタイムの混雑から解放され、有意義な時間を過ごせるようになります。
「リーズナブルに飲食店のランチを食べたい」「いつも同じお店に行きがちで、会社付近の新しいお店を開拓したい」という方にもオススメです!
・「テイクアウト保険」の導入で、飲食店がテイクアウトに参入しやすく
Q2.「POTLUCK」ではこのたび、三井住友海上火災保険株式会社と提携し、「テイクアウト保険」の提供を開始するとのことですが、提携の経緯や詳しい内容についてお聞かせいただけますか。三井住友海上のご担当者さんとお話しする機会があり、軽減税率対象になることや昨今の外食市場の冷え込みを踏まえ、「これからテイクアウトなどの中食市場が盛り上がってくるが、なかなかそこに踏み切れない企業や店舗がまだまだ多い。」というお話をさせていただき、「テイクアウト保険」を作ったら飲食店にとって安心して取り組みを始めることができるのではとご提案し、取り組みがスタートしました。Q3.なぜ、「テイクアウト保険」の導入を検討されたのでしょうか。
飲食店の方と話す中で「テイクアウトを始めるにあたって食中毒などのリスクを懸念してなかなか踏み切れない」というお話を聞いたことがきっかけです。もちろん、飲食店が通常入っている保険でも、食中毒に関してはカバーしているのですが、やはりテイクアウトのような新しい取り組みを始めるにあたり、心配は少しでも減らしておきたいというお気持ちもよくわかります。
日本では食べ残しなどのお持ち帰りを受け付けていない店舗も多くありますが、そのような中で飲食店や企業が安心してチャレンジできる機会を作りたいと考えました。
・傘のシェアリングサービス「アイカサ」との提携も!
Q4.傘のシェアリングサービスを展開している「アイカサ」と業務提携を開始するなど、単なる“ランチのテイクアウトサービス”という枠を超え、広い視野で見据えた展開をされているように思います。御社の今後の展開、展望をお聞かせいただけますか。テイクアウトでお店にランチを取りに行くときに雨が降ったら、傘が必要になるかもしれない。新しいサービスを始めたいけれど、リスクが気になるという飲食店さんの声を聞いた。そういった現場の声やシーンについて、時に想像し、時には実際に聞くことで、POTLUCKに関わる人たちがもっと安心して快適に生活の中に組み込んでいただけるサービスを追求していきます。ランチの幅が広がり、新しい店との出会いも楽しそうな「POTLUCK」。「テイクアウト保険」の導入でますます安心して利用できそうだ。
今後は渋谷以外のエリアにも進出していくと共に、「日常に溶け込む」ようなサービスを目指してまいります。
POTLUCK(ポットラック)