料理に関するさまざまな悩みを解決する手料理スナップ共有アプリ「SnapDish」に新機能が追加。自社のAI技術を活用した「AI料理カメラ」をリリースした。

・写真を撮る時点で反応を予測

Androidアプリとしては世界で初となるこの機能。今撮ろうとしている料理の写真がどのくらいSNSで反応されそうかを即時に判定するという画期的なものだ。

機能開発にあたって「SnapDish」に投稿された2000万を超える料理写真やコメント、リアクションデータをディープラーニング等の手法で解析。反応の多い写真を徹底分析した。この結果をもとに料理にカメラを向けるとAIが色合いや明るさ、構図などからSNSウケを判断。判定結果は画面に出てくるスコアとバブルの動きで表示される。

本機能の利点は、本来投稿しないとわからなかった自分の料理写真に対する反応を、写真を撮る時点で予測するところ。見栄えもよく、SNSウケしそうな写真を誰でも簡単に撮ることができる。

・予測精度向上をめざして

ユーザーの評判も上々。「料理がおいしそうに撮れるようになった」「日々の楽しみが増えた」と、好感度のあるコメントが続々寄せられている。

今後はAIによる予測と実際に出た反応の検証を重ね、予測精度向上に取り組んでいくとのこと。さらにAIによって料理写真からその特徴を抽出する機構を活用し、似ている料理をおすすめする機能や、各ユーザーの好みに応じた料理を提案するForYou機能の開発を進めていく予定だ。

SnapDish