この「KO1」の乗り心地をさらに高め、航続距離ものばした「KO1+」がリリースされた。カーボンファイバーを採用するなどして全体的に強度もアップしている。
・約40キロ走れる
デザインはオリジナルのKO1とさほど変わらない。太いタイヤの横にあるペダルに足を乗せ、タイヤ部分から伸びたスタンドのハンドルを握り、重心移動させながら行き先をコントロールする。感覚はほぼセグウェイと同じだが、二輪のセグウェイよりコンパクトなぶん、小回りがきく。そして今回のKO1+では航続距離が約40キロとオリジナルの32キロより長くなった。
・LCDディスプレイ搭載
そのほか乗車体験が大幅に改善されているのも特徴。材料にカーボンファイバーや亜鉛合金などを使い、またサスペンションを改善したことで、耐久性と振動吸収性能を確保。草道や砂利道などでもスムースに走行できるという。またハンドル部分にLCDディスプレイが搭載され、ここでバッテリー残量やライダーモード、スピードなどを確認できるようにもなっている。
多くの点でKO1+はオリジナルバージョンより改善されているが、トップスピードはオリジナルが時速32キロだったのに対し、KO1+では時速19キロとなっている。KO1+はデザインからして楽しむ要素が大きい乗り物であり、安全性などを考慮してのことと思われる。
KO1+は開発元Kiwanoのサイトで販売されていて、価格は1299ドル(約14万5000円)となっている。
Kiwano