コーヒーもデジタルで淹れる時代。ボタン1つで好みの味を再現できるスマートコーヒーメーカーは、現代人の強い味方だ。

・世界のトップバリスタの味を自宅で

台湾のスタートアップがリリースしたのは、バリスタ世界チャンピオンの味を自宅で楽しめる「iDrip」。バリスタのコーヒーの淹れ方が忠実に再現される世界初のIoTコーヒーメーカーだ。

「iDrip」は世界各国のバリスタチャンピオンの“コーヒーの淹れ方”に関する詳細なビッグデータをクラウド上に保有している。協力しているのは世界屈指のバリスタ大会で優勝したチャンピオンたち。注ぎ方から抽出温度までのすべての工程をビッグデータに基づいてコントロールすることで、プロの味を再現できるのだという。

・コーヒーパックにプリントされたバーコードからデータを呼び出し

技術の要は特許を取得した独自の注水ノズル技術。プロのコーヒーテクニックを正確に再現するのは、このテクノロジーだ。コーヒーパックにはそれぞれ注水速度、注水量、注水回数、断水時間が設定されている。各バーコードを赤外線を通して読み取ると、これらのデータが呼び出される仕組みだ。

今後の予定だが、まず3月28日からMakuakeでクラウドファンディングを開始。これに先駆け、先行特典通知を受け取ることができるウェブページを公開中。興味のある人はアクセスしてみて。

iDrip 先行特典通知エントリーページ