・すみだ水族館の万華鏡トンネルで「桜とクラゲ」展示を開催
もうすぐ本格的な春の到来を感じる桜の季節がやって来る。3月16日よりすみだ水族館では、桜をテーマにした楽しい催しを始めるという。すみだ水族館内、万華鏡トンネルにて、新展示「春とクラゲのインタラクティブアート『桜とクラゲ』」を開催する。この展示の企画、制作を担当したのが、株式会社ワントゥーテン(1→10)。最先端テクノロジーを軸に、デジタル技術を駆使した新サービスの開発や、プロジェクションマッピングやXRなどを活用した商業施設やイベントのデジタル演出などをおこなっているクリエイティブスタジオだ。
同社では、2018年1月に開催された東儀秀樹出演の「源氏物語音楽絵巻〜儚き夢幻〜」でのデジテル映像表現、7月におこなわれた市川海老蔵出演の「歌舞伎座百三十年七月大歌舞伎夜の部『通し狂言源氏物語』」でのイマーシブ(没入型)プロジェクションなどを手がけている。
・“あらゆる面をタッチ画面化できる”「スマッチ」技術を活用
今回の「桜とクラゲ」展では、“あらゆる面をタッチ画面化することができる”インタラクティブコンテンツシステム「スマッチ(Smart Touch System)」を使用した、春を体感できる幻想的なインタラクティブアートとなっている。この「スマッチ」とは、プロジェクターで投影可能なあらゆる面を、測域センサー(※1)を用いてインタラクティブコンテンツに変化させるテクノロジーだ。「桜とクラゲ」は、長さ約50mのスロープの壁と天井が約5000枚の鏡で囲まれた万華鏡トンネルを使った展示。展示空間に投影された桜の映像と、ふわふわと漂うクラゲが調和した体感型展示になっているのが大きな特徴だ。
・インタラクティブな演出を体感!
クラゲ水槽には、桜の景色をイメージした映像を投影し、ひらひらと舞い散る花びらと一緒にクラゲが浮遊する万華鏡トンネルならではの光景を楽しめる。また、床には舞い散った花びらで埋めつくされた桜の絨毯が出現。「スマッチ」を導入することによって、映像が人の動きに合わせて変化するインタラクティブ演出を取り入れることが可能となり、桜の絨毯の上を歩くと花びらが舞い、映し出された水面の上を歩くと波紋が広がるなど、まるで桜のトンネルを歩いているかのような没入感を実現。
映像が「桜のシーン」と「水のシーン」で切り替わり、雪解けから命が芽吹く春の訪れまでの季節の移り変わりを表した演出にも注目したい。
・展示空間では、春仕様のアロマや音楽も!
展示空間には、桜を中心とした春のそよ風や穏やかな陽気をイメージしたオリジナルアロマが香り、クラゲの拍動のゆったりとしたリズムをベースにした春らしく明るい音楽も流れる(※2)。多様な演出を取り入れることにより、空間全体がひとつの展示として機能するさまを体感できるのは、来訪した人しかわからない醍醐味といえそう。■展示概要
春とクラゲのインタラクティブアート 「桜とクラゲ」
展示期間:2019年3月16日(土)~ 4月25日(木)
展示場所:すみだ水族館 万華鏡トンネル
機材協力:キヤノンマーケティングジャパン株式会社
企画・制作:株式会社ワントゥーテン(1→10)
※1 測域センサー:空間の物理的な形状データーを出力することができる走査型の光波距離計。レーザースキャナーとも呼ばれる
※2 アロマはAir Aroma Japan株式会社、音楽は株式会社マスターマインドプロダクションによる演出
水族館とプロジェクションマッピングのコラボレーションというユニークな企画。屋内にいながらにして、一足早く春の訪れを“体感”することができそうだ。
スマッチ特設サイト
株式会社ワントゥーテン
ワントゥーテン、あらゆる面をタッチ画面化することができる「スマッチ」を使用し、すみだ水族館「万華鏡トンネル」にて、春を体感できるインタラクティブアート「桜とクラゲ」の企画・制作を担当 PR TIMESリリース