このアプリの目的は、ユーザーの利便性向上と荷物配送で発生する二酸化炭素の削減だ。日常の往来や旅行などを計画している人に配達を依頼することでなかなか手に入らないものを入手したり、あるいは自分に代わって配達してもらったりすることができる。
アプリを利用するには、まず届けてほしいアイテムを入力する。タイプ入力してもいいし、アプリを使ってバーコードを読み取ってもいい。それからピックアップ場所と届け先、配達に対するお礼(夕食など)も明記する。すると、Facebookでつながっている友人でかつアプリユーザーでもある人がその投稿を見て、対応可能なら連絡するという仕組みだ。
同サービスのサイトでは、活用例として「スイスのチョコレートを買ってきてもらう」「香港に忘れてきたテニスラケットを運んでもらう」などが紹介されている。もちろん、住まい周辺などもっと狭い範囲での配達を依頼することも可能で、通勤や週末の買い物などで移動する友人に依頼するという使い方もある。
この種のサービスとして気をつけなければいけないのは、持ち込み禁止の商品の扱いや、税関などの問題だろう。ガイドラインとして「中身が何か知らされていない場合、封をされた荷物は引き受けない」「法を破らない」などと示されている。アプリはiOSとAndroid対応している。
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