このアプリではビジュアルデータをオーディオデータに変換するわけだが、さらに便利な機能が加わった。タッチスクリーン上で触ったところに映っているものをオーディオで解説する機能だ。
・配置の把握にも役立つ
手に持っている紙幣がいくらのものかを知りたいとき、このアプリをダウンロードしたスマホのカメラを向けると、アプリが「50ドル札」などと教えてくれる。しかし、いつも特定のもの1つだけを写すとは限らない。たとえばカメラで部屋をとらえると、机があり、その上にはPCが載っていて、近くにはソファがあるかもしれない。そのときに新機能では、スクリーン上でタップしたところに映っているものを教えてくれる。
なので、部屋を映し出してスクリーンをタップすることで「左側に黒いソファがある、ということがわかり、そこに行って座るとことができるわけだ。
・利用は1000万回以上
画像認識技術や人工知能がフル活用されているこのiOSアプリは2017年にリリースされ、以来1000万回以上の利用があったという。今回の新機能搭載に伴い、iPadもサポートするようになり、タッチ機能を利用するにはiPhoneよりiPadの方が便利かもしれない。
アプリのダウンロードは無料となっている。
マイクロソフト