その電動スケボーの上級者向け的存在が、1輪スケボーだ。ニューヨークのメーカーはこのほど「Onewheel Pint」を発表。950ドル(約11万円)とこの手のものにしてはかなりリーズナブル設定となっている。
・サーフィン感覚
スケートボードに乗る人ならもう、波乗りのような感覚を知っているだろう。通常のスケボーは地面を蹴る必要があるが、電動だと足を地面に降ろすことなく、まさにサーフィン感覚で乗ることができる。開発元のOnewheelは他にも1輪スケボーを展開してて、その中でOnewheel Pintは小ぶりサイズなのが特徴。ボードの中央にくるタイヤが大きく太いタイプであることは変わらないが、ボードの長さが従来タイプより短い。
ちなみにタイヤはかなり丈夫なので、砂利道やでこぼこ道の走行にも対応する。
・最高スピードは時速26キロ
性能はというと、航続距離は13キロ、トップスピードは時速26キロとなっている。体の動きで方向転換するなどバランスをとる必要があるが、コツさえつかめれば誰でも簡単に乗れるようになるという。また、専用アプリ(iOS、Android)が用意されていて、バッテリーの残量やその日どれくらいの距離を走行したのかなどのデータも確認できる。
開発元はPintより一回り大きい「XR」も展開していて、こちらは1799ドル(約20万円)となかなかのお値段。それに引き換えPintは950ドルとなっている。
サイトのビデオを見ると、若い世代のライダーを意識しているようで、“クール”な乗り物を求めている人の間で人気となりそうだ。
Onewheel