そんな繊細なコントロールが機械でも実現できるとしたらどうだろう?今回紹介する「Teplo」は、まさにそれを可能にするスマートティーメーカーだ。
・センサーにて周囲の環境やユーザーの状態を把握
Teploにはセンサーが搭載されており、周囲のノイズ、明るさ、温度、湿度、さらにユーザーの心拍数と体温を分析し、お茶の抽出アルゴリズムを用いてお茶の抽出条件をコントロールしてくる。例えば、ストレスを感じている(心拍数と体温が高く、周囲の騒音レベルの高いとき)には、Teploが少し低い温度で甘みが多いお茶をいれてくれる。お茶の抽出が完了すると自動的にフィルターが反転しお茶の浸しすぎを防いでくれるので、ユーザーが常にティーメーカーに目を配る必要もない。
・豊富なお茶のデータベース
スマホアプリとTeploは連動しているため、100種類以上のお茶の情報がつまったデーターベースの中から自分が飲みたいお茶を選択すれば、その種類に合った最適な1杯をいれてくれる。もちろんよく飲むお茶はアプリ内に登録しておくこともできる。好みに合わせてお茶のブレンドをアプリ内から直接購入することもできるのも嬉しい。お茶の購入から、お茶を作るまでのあらゆる行程が効率化されていると考えてよいだろう。
Teploは現在Kickstarterにてキャンペーンを実施しており、1台299ドル(3万3260円)から出資注文が可能だ。
執筆:Doga
Teplo/Kickstarter