しかしいずれもチャージャーからケーブルが伸びている。そうではなく、机の表面を完全にワイヤレスチャージャー化できる「ENERQi」が登場した。
・マジックのよう
ENERQiは机の天板裏に取り付けるタイプ。天板の厚さ4センチまでならオフィスのデスク、コーヒーテーブル、チェストなど、あらゆる表面をワイヤレスチャージャー化する。仕組みはいたってシンプルで、ENERQiを天板裏にくっつけてケーブルをコンセントにつなぐだけ。ENERQiをくっつけた部分の表面がそれだけでチャージャーになる。そしてそこにスマホを置くと充電できる。
何もないところにスマホを置くだけで充電できるなんて! と仕組みを知らない人には、まるでマジックのように思えるはずだ。
・ミニタイプも
ENERQiのメリットは当然、机の表面をすっきりとさせられること。天板裏につけるのでENERQiの存在もケーブルも目にすることはない。加えて、ENERQiでは10Wでの急速充電にも対応する。ENERQiは直径15.85センチ、厚さ2.2センチの円盤デザイン。また直径10.2センチ、厚さ1.4センチの小さなバージョン「nano」も用意されている。ただしnanoは天板の厚さ1.5センチまでの対応となる。
ENERQiは現在クラウドファンディングサイトIndiegogoで資金調達中だが目標額を大きく上回る人気ぶりだ。出資額はENERQi通常サイズが69ドル(約7700円)〜、nanoが49ドル(約5500円)〜。4月18日まで受け付け、締め切り後すぐに発送が始まる見込みだ。
ENERQi/Indiegogo