世界中で患者が増加傾向にある2型糖尿病だが、リスクを前もって知ることで生活習慣などを改め、発症予防につなげるのに一役買いそうだ。
・可能性をいち早く
2型糖尿病は一般に、食べ過ぎや運動不足などを原因とする。つまり気をつければ防げる病気ということになる。しかし、問題は自身が2型糖尿病予備軍にあるということを自覚しない人が多いことにある。23andMeの新サービスでは、いち早く可能性を認識してもらうことで予防につなげられる、というのが売りだ。
・多遺伝子性スコアを提供
このサービスでは具体的には遺伝子、家族の病歴、民族性、年齢などのデータをもとに、2型糖尿病にかかりやすいかどうかを調べる。ただ、同社が提供している他のサービスと異なるのは、多遺伝子性のスコアを提供するということ。これは、同社が顧客250万人のデータ(うち7万人が糖尿病だった)をもとに独自に開発したスキルによる。
多遺伝子性スコアのメソッドに関しては、現段階では必ずしも正確ではないとする専門家もいるようだが、23andMeは「この糖尿病予測は黒人、アジア人、ラテンアメリカ人ではかなり正確」とのこと。
活用するかどうかは個人の判断だが、「もしかすると」と懸念している人にとっては大いに参考となるかもしれない。
PR Newswire