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Volvoの自動運転バス、シンガポールで試験運行! 地元大学と共同開発

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シンガポールの南洋理工大学(NTU)とスウェーデンの車メーカーVolvoは自動運転の電気バスを共同開発し、キャンパス内で試験運行を始めると発表した。

定員数は約80人とフルサイズで、このサイズの自動運転バスは世界初という。

・AIがナビ

NTUとVolvoは2016年に提携を発表して以来、自動運転の電気バスの開発を進めてきた。今回発表した「Volvo 7900」バスは36座席、約80人乗り。全長12メートルと、いわゆる大型バスだ。

車体には多くのセンサーやカメラ、ライダーを搭載し、その一方で人工知能システムがナビゲーションをコントロールする。すでに大学構内の実験道路で走行試験を行い、その性能は確認されている。

・キャンパス外も視野に

シンガポールは国をあげてドローンや自動運転車など先端技術を公共交通や運輸に取り入れる姿勢が顕著だが、このNTUとVolvoのプロジェクトも同国の陸上交通庁がバックアップしている。

そして当局からの許可が降り次第、実験専用の道路ではなくキャンパス内の一般道路での試験を始める計画だ。もちろん、ゆくゆくはキャンパス外での運用も視野に入れている。

シンガポールは2022年までに自動運転バスを3つの地区で走らせる計画を明らかにしていて、今回発表されたVolvo 7900も有力な候補となりそうだ。

NTU

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