・アイデアや企画出しをサポートする日本初のメディア「Trend banK」
そんなアイデア出しをサポートしてくれそうなサービスが、日本初の“アイデアのヒントのための専門メディア”「Trend banK」。インサイトリサーチでアイデア開発を支援する株式会社デコムが3月4日に提供開始した。「Trend banK」は、商品開発やプロモーションなどでアイデアや企画出しが必要な企業や担当者に向けたメディアで、新規路線発見のヒントとなるn=1の事象を集めた情報ソース。消費者の生活カテゴリーを網羅・分類して、把握しやすいのが大きな特徴だ。
・「新奇事象」「マイクロトレンド」「メガトレンド」に分類
「Trend banK」では、n=1の事象を新奇事象と定義し、「新奇事象」「マイクロトレンド」「メガトレンド」のそれぞれを消費者がお金と時間を使う生活領域14種類に分類し掲載。そのため、自社商品やサービスとの関連領域でどのようなことが注目され、どのようなものに喜び・共感が得られるのかが、一元的に把握しやすくなっている。・開発元で使っていた手法をもとにメディア化
開発元のデコムでは、アイデア開発のプロセスの中に、世の中にある面白い新奇事象(n=1事象)を集め、その裏にある新しい問題を発見するという手法を採用していた。その手法で使用する新奇事象を独自に収集しメディア化したのが、今回リリースされた「Trend banK」である。同社では、画期的なアイデアが生まれるのは隙間時間だと考えており、隙間時間の有効活用を重視。「新奇事象」「マイクロトレンド」「メガトレンド」が一つのメディアに集約された「Trend banK」を利用すれば、移動中やランチ休憩の際など隙間時間に情報収集が手軽におこなえる。パソコン、スマートフォン、タブレット等いずれのデバイスからも閲覧ができるのもメリット。
・なぜ、ヒットを生み出すためにn=1の新奇事象に注目する?
n=1の行動に注目すること自体は、生活者の本質的な価値に迫るものとして業界をマーケターの間でも注目されている。一方、n=1の行動を集めているメディアは現在の日本になく、担当者はSNSなどから検索しアイデアのヒントを得ているのが現実。この方法だと、膨大な時間と労力がかかってしまう。n=1が後のトレンドにつながった具体例を紹介しよう。デコムが2011年に発見した【炭酸水で洗顔】というテーマについて取り上げる。当時は「肌をいたわる美容」が主流だったところ、わざわざ肌を痛めつけているこの事象はとても新奇性が高く、ここから様々なヒントを得たという。そして実際に2013年~2015年で炭酸洗顔料や炭酸パックとして商品化され、刺激系美容のトレンドへつながっていった。このように新奇事象は深掘りして探ることで未来の大ヒットを生み出すこともあるのだという。
アイデアや企画を出し続けるというのはクリエイティブな行為であるのに、担当者の素養に依存するばかりで、寄り添う支援手段がない現状がある。日本のイノベーション力、国際競争力向上のためには、アイデアや発想の部分が非常に重要となる。企業がグローバル競争に勝ち抜くためには、次々とイノベーティブな商品、サービスを出し続ける必要があり、従来のマーケティングリサーチでは対応しきれない部分も大きい。
同社では、このようなマーケティングにおける課題に取り組むため15年以上にわたり、アイデア開発に焦点を当ててインサイトリサーチを提供。より多くの企業や企画者に貢献すべく、アイデア開発におけるもっとも重要な独自手法の一部をメディア化し、広く提供していきたい意向だ。
【Trend banK詳細】
コンテンツの配信量
毎営業日に「新奇事象」「マイクロトレンド」「メガトレンド」を追加。
配信量は以下の通り。
新奇事象 :140件/月
マイクロトレンド:100件/月
メガトレンド : 50件/月
利用料金
月額10,000円/1アカウント
契約は5アカウント~ 1年間契約。
“アイデア出し”と聞くと、雲をつかむような不確かさがあるが、メディアとして情報ソースが集約されているこのようなサービスを活用すれば、着想を現実化するため確実性がグッと増しそうだ。
Trend banK
株式会社デコム
アイデア・企画出しのヒントを集めたメディア「Trend banK」を開発 PR TIMESリリース