しかしこのほど登場した「ROCKI」はちょっと違うアプローチだ。普通のスピーカーに専用ガジェット「ROCKI Play」をつなげると、Bluetoothスピーカーに早変わりさせるというもので、あらゆるスピーカーに対応するのが強みだ。
ROCKIは、ガジェット「ROCKI Play」とアプリがセットになっている。ROCKI Playをケーブルでスピーカーにつなぐと、アプリ(iOSとAndroid)をダウンロードしたスマホとWi-Fiで交信し、スマホで再生・停止やボリューム調整などを操作できるようになる。
つまり、ROCKI Playはスマホから送られるデータをキャッチするレシーバーの役割を果たし、年代もののスピーカーでもBluetoothスピーカーのように使うことができるようになるのだ。
ROCKI Playは一般的な3.5ミリケーブルとRCAオーディオコネクターに対応しているので、ほとんどのスピーカーで使える。また、9.2×5.4×1.7センチ、48グラムと小型なので場所をとらないのもいい。友人や家族もアプリをダウンロードしていれば、その人の端末にある音楽も同様に楽しめるのも便利だろう。
従来のスピーカーを現代のデジタルライフで十分活躍できるようにしてくれる魔法のようなこのガジェット、資金調達サイト「Kickstarter」では目標額の4倍を超える22万ドル余りを集めた。現在、ROCKIサイトでプレオーダーを49ドルで受け付けている。
ROCKI