静止画は7K(2300万画素、6720×3360)、動画は4K(3840×1920、29.97fps)という高画質に加え、撮影モードを幅広く揃えているのが特徴。公式ストア価格は12万6900円(税込)となっている。
・撮影モード多彩
外観はこれまでのTHETAカメラとさほど大きく変わらないが、注目すべきは1.0型の裏面照射型CMOSイメージセンサーを搭載していること。これによりやや暗いところでの撮影、夜景の撮影でもノイズを低減できる。そのほか、絞り優先、シャッター優先、ISO優先、マニュアル、ライブストリーミングなどと撮影モードが多彩になり、シーンによって使い分けられるのもうれしい。
・RAWデータで保存
また、シリーズとしては初めてRAWデータでの保存もできるようになり、画像編集の幅も広がった。加えて、360度ライブストリーミングが4Kに対応し、また動画撮影で大事な音も4つの内蔵マイクで各方向の音を拾うので、かなりリアルな映像が楽しめそうだ。
これまで同様、THETA Z1は片手で簡単に操作できるサイズで、寸法は48×132.5×29.7ミリ、重さは182グラム。小さなパネルを搭載し、電池残量や撮影モードなどを確認できるのも便利だ。
価格は12万円超えとなかなかハイエンドだが、手軽に超高画質でリアルな撮影・ストリーミングを楽しみたい人にはかなり有力な選択肢となりそうだ。
リコー