この記事の主役「TiSTICK」は、様々な物理的トラブルを乗り越えることができる製品だという。数々の過酷な実験を克服している点が、この製品の持ち味だそうだ。
・煮ても濡らしても叩いても
チタニウム素材を使用したTiSTICKは、ネジ式の蓋でがっちりガードされている。まずはこれを、水の中に入れてみよう。200mまでの潜水にも耐えられるから、コップの中の水くらいではビクともしない。次は自動車にTiSTICKを踏ませてみる。PR動画ではアスファルトの上に置いた状態で実験を行っているが、TiSTICKへのダメージは一切ない。
他にも開発者は、TiSTICKを熱湯で煮る、氷漬けにする、泥の中に入れる、強酸の液体に浸す、ドローンから落下させる、ハンマーで叩くという実験を行っている。いささかやり過ぎとも思えてしまうが、TiSTICKはそれらの実験にも耐え抜いたとのこと。
暗号化方式はAES-256規格を採用。秘密保持の面でも問題ないようだ。また、TiSTICKの底面には磁石が設置され、金属に貼り付けることもできる。
・5月配送予定
常識外れの耐久力を誇るTiSTICKは現在クラウドファンディング「Kickstarter」でキャンペーンを行っている。出資枠は59ユーロ(約7500円・32GB)から。それより安価な枠も先日まで存在したが、こちらはすでに締め切り。配送は時期今年5月を予定している。
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