読み出し速度最大1700MB/秒、書き出しは1480 MB/秒と超高速で、動画撮影などデータ記録後の作業が素早く行えるようになる。まずは今夏に128GBを発売する計画だ。
・256GB、512GBも視野
CFexpressはコンパクトフラッシュアソシエーションが策定した新しい記録メディア規格で、高速なデータ転送が特徴だ。ソニーが発表した「CFexpress Type B」はこの規格に対応したものとなる。カメラなどデジタル機器の高性能化が進み、大容量のデータを扱う機会増えていることに対応した動きで、特に高速記録を要するプロ向けのものとなる。
まずは128GBのみとなるが、256GB、512GBと大容量モデルの開発も検討するという。
・曲げ、落下に耐える!
CFexpress Type Bはまた、丈夫なつくりなのも売りだ。曲げ強度はCFexpress規格の3倍、落下耐性も同規格の5倍を備えている。加えて、耐X線や耐温度、耐磁性にも優れているとのことで、ハードな環境でも安心して使えそうだ。CFexpress Type B開発と同時に、ソニー製CFexpressカードに最適化した新カードリーダー(USB3.1 Gen2対応)の開発も進めているという。デジカメなどでの早期採用が期待される。
ソニー