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Enterprise 【Interview】ソーシャル・データ・プラットフォーム「D-Ocean」は、単なる“データ取引所”にせず、あえて“SNS機能”が加えられた理由とは

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【Interview】ソーシャル・データ・プラットフォーム「D-Ocean」は、単なる“データ取引所”にせず、あえて“SNS機能”が加えられた理由とは

社会の仕組みのほとんどは、データをもとにして設計されている。“ビッグデータ( big data)”というワードが聞かれるようになり、人間の処理能力を超えた膨大なデータを機械を使って活用することで、さまざまなかたちで社会に...

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社会の仕組みのほとんどは、データをもとにして設計されている。“ビッグデータ( big data)”というワードが聞かれるようになり、人間の処理能力を超えた膨大なデータを機械を使って活用することで、さまざまなかたちで社会に還元されている。

データというものは一見目に見えず、有効に活用するのが難しそうだが、集約されることで実体化し、大きな意味を持ってくる。

・ソーシャル・データ・プラットフォーム「D-Ocean」はSNS機能を持つ

データをもっと一個人のユーザーに身近な存在にしてくれそうなサービスが、ソーシャル・データ・プラットフォーム「D-Ocean」である。データを集める場というだけでなく、SNS機能が付加されているのがユニークな点で、ユーザー同士の交流、データの交流を促す効果への期待が高まっている。今回、開発元である株式会社ディーオーシャンの代表取締役・山本 圭氏へ詳しいお話を伺った。

Q1.様々なデータを投稿し、ユーザー同士で交流可能なSNS機能を持つ、ソーシャル・データ・プラットフォーム「D-Ocean(ディーオーシャン)」とは、どのようなサービスですか?
「D-Ocean」 はデータを題材にしたSNSです。データの交換はもちろん、人と人のつながりによって知見もシェアできるプラットフォームとなっています。データが欲しいけど見つからない、データ整形をするのが手間と思っている、データを解析したいけれど人材が不足しているなどの悩みを「D-Ocean」を使って解決できます。
Q2.「D-Ocean」は、どのようにしてアイデアが着想され、開発が進められたのでしょうか。開発にあたり苦慮した点、工夫した点があれば教えてください。
元々の構想は、データの取引所を構築しようと考えていました。しかし、構想を練っていく中で、データは、ビジネスだけではなく私たちの日常でも広く必要とされていることが分かってきました。そこで、より一層多くの方にご利用いただけるサービスを提供したいという思いで、計画途中でソーシャルの要素を強めることにしました。

・整形済みのデータのみを取り扱う

Q3.「D-Ocean」を利用することで、ユーザーにはどういったメリットがありますか。考えられる具体的な利用シーンなどがあれば例を挙げてください。また、サービスの強みがあれば教えてください。
「D-Ocean」 には、整形済みのデータのみがアップロードされているため、データ整形に要する時間を大幅に短縮することができます。日頃費やすデータの整形時間が必要なく分析に集中できます。また現在不足しているデータサイエンティスト達が交流を広め、さらに活躍の場を広げることも可能です。企業目線で見れば、「D-Ocean」 を介してデータサイエンティストを発見でき、仕事の依頼も可能になります。

・「官民データ活用基準法」でデータへの関心は高まっているが……

Q4.今回、日本政府が制定した「官民データ活用推進基本法」を視野に入れてのサービス開始なのでしょうか。「D-Ocean」はどのように貢献していくとお考えですか。
「官民データ活用基準法」により、データへの関心度は高まってきています。しかしながら、「データ」は色々な種類、形があるため、統一性がなく、ユーザーの目線で見ると、不揃いで活用しづらいというのが現状です。(https://www.itdashboard.go.jp/Statistics/opendata

データ形式別・組織別データ数を見てみると、分析に必要なCSV形式のデータは全体の約3%程度です。それ以外の多くのデータは手を加えないと活用ができません。

「D-Ocean」の活用が進めば、誰かがすでに整形したデータを共有可能となり、時間を大幅に短縮できると同時にそのデータがアーカイブされ、様々な人に広めることができます。政府の手を煩わせることなく、ユーザー同士の力で活用可能なデータを揃えることができると考えています。
Q5.今後の展開、展望があればお聞かせください。
今後「D-Ocean」 では、データ活用を活性化するべく、様々な機能を追加していきます。データサイエンティストにはさらに使いやすく、楽しく交流できる仕掛けを増やし、企業側にも 「D-Ocean」を使ってもらえるよう、企業向けの新サービス「D-Ocean for Business」を展開する予定です。

2020年までに「1万ユーザー・10万データ」を目標とし、将来は日本国内だけではなく世界中のデータ、ユーザーと交流できるようなデータプラットフォームを創出してまいります。
データは集まってこそ大きな意味を成す。「D-Ocean」は、データを供給する人、使いたい人、需要と供給の場であり、さらに情報交流の場として、大きな役割を果たす存在となるのかもしれない。

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