おそらく多くの人が経験しているだろうが、充電ケーブルにつなぎっ放しというパターン、実は端末が充電された後でも電気を使用している。まさにそれは電気の浪費。ちりも積もれば…で累積するとちょっとした電気消費量になる。そこに目を付け登場したのが、フル充電された後の通電を自動でオフにしてくれるガジェット「Powerslayer」だ。
コンセントにつなげたPowerslayerにUSBケーブルをさして端末を充電すると、端末のバッテリーがフル充電されたら通電しなくなるというもの。そしてこのガジェットの賢いところは、ケーブルにつないだ状態で充電が必要になったら通電を再開するところにある。
例えば、週末などで端末をケーブルにつなぎっ放しにする場合もあるだろう。一旦フル充電された端末でも、時間がたつにつれメール受信やソフトウェアのアップデートなどでまたバッテリーが減っていく。するとPowerslayerは再び通電をオンにして減った分を充電してくれる。そしてフル充電されると通電はまたオフになる。
Powerslayerの大きさはPCのマウスほどで、ややレトロなデザインだ。開発を手掛けた米国カルフォルニアのスタートアップ「Velvetwire」は現在、サイトでオーダーを受け付けていて、価格は85ドルとなっている。
確かに、端末の充電は頻繁に行うし、複数の端末を所有する人も少なくないだろう。節約とエコの両方に役立つこのガジェット、長い目でみたら85ドルは高くないのかもしれない。
Velvetwire