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Mobile “感染危険エリア”を知らせるアプリ SNS内の“病気発症”投稿をもとにマップ表示

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“感染危険エリア”を知らせるアプリ SNS内の“病気発症”投稿をもとにマップ表示

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Sickweatherいよいよ本格的な冬シーズンに入り、連日気温が低く、乾燥した気候が続いている。この季節になると、風邪やインフルエンザなどの感染症が流行し始めるが、このところ街中や電車内で、マスクを着用している人をちらほら目にするようになった。特に、仕事が忙しくて休みが取れない人、あるいは受験生にとっては、そうした感染症にかからないよう、細心の注意を払いたいもの。

このたび、「Sickweather」という新しいiOS向けアプリが登場した。学校や空港、職場など、病気が蔓延しているゾーン付近にきたとき、リアルタイムでユーザーに知らせてくれるという便利なアプリだ。「Sickweather」では、TwitterやFacebookといったソーシャルメディアに投稿されたコメントをサーチ。人々がソーシャルメディア上で、インフルエンザやせきなど、病気に関わる発言をしているコメントを集め、その位置情報を分析して整理する。その際、「私はアイドルの○○に熱中」といったような不適合なワードは除外し、1ヵ月に60万件以上のコメントを処理するという。

そして内容が適合しているコメント情報は、位置データをもとにマップ上に表示される。これらのコメント情報は、“呼吸系”“胃腸系”“環境”“子ども”の4つのカテゴリーでグループ分けされ、マップには、最大23の症状や病気の情報を表示可能。病気が検知されたエリア付近にユーザーが来たとき、アプリがアラートを送信してくれ、その該当地点までのおよその距離をマップ上で確認できるようになっている。

将来的には、人々がリアルタイムで病気に関わるエリア情報をチェックできるソーシャルな場、データベースとして機能することが期待されている。

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