「Smart Power Strip」の外見はいわゆる“コンセント”。Wi-Fiに対応しており、スマートフォンを通じて、リモート操作で家電をコントロールできる。専用アプリはiOS、Android両方に対応。全部で4つのプラグ挿入口が用意されていて、そこに各家電のプラグを挿入して使用する。
挿入された家電は、スマートフォンをリモコン代わりにして操作でき、離れた場所にいても電源のオンオフをしたり、一定の時間が経過したら、家電が自動的に電源オフになるよう、タイマーを設定できる。また、長時間使用している家電があれば、アラートを送信して知らせてくれる機能や、リアルタイムに各家電が消費している電力をモニターする機能も用意。
さらに、家を留守にしている間、自動的に照明をつけて、在宅をカモフラージュする賢い機能も保有しているという。資金調達プラットフォームKickstarterでキャンペーンを開催し、10万ドル以上の資金を集めた「Smart Power Strip」は、アメリカ国内だけでなく、ヨーロッパやイギリス、オーストラリアのプラグにも対応させ、展開していく予定だ。
各家電ごとに使い分けなければいけない多数のリモコンの管理にうんざりしている人には、リモコン機能を統合し、なおかつ1時間あたりの電力消費も計測してくれる便利な「Smart Power Strip」はうってつけかもしれない。
Smart Power Strip