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Tech Airbusの空飛ぶ車、プロペラの角度を調整しながら7分間の飛行に成功

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Airbusの空飛ぶ車、プロペラの角度を調整しながら7分間の飛行に成功

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Airbusの先端プロジェクト部門A3傘下のVahanaはこのほど、開発中の垂直離着陸機(VTOL)の飛行テストを米国オレゴンで実施し、7分間の飛行に成功した。

プロペラを搭載した翼の角度を調整する機能で離発着・水平飛行をスムーズにこなせることを確認。最高速度は時速約96キロを記録した。

・50回目のテスト飛行

Vahanaは約1年前に「Alpha 1」と命名したVTOLを使って完全自動操縦で最高高度5メートル、53秒間の飛行に成功している。

そして今回は「Alpha 2」を使って、同社にとって50回目となるテストフライトを実施。今回の目玉はプロペラの角度を変えながらの離発着・水平飛行だった。

テストでは、搭載する8つのプロペラを垂直状態にして離陸し、高度64メートルまで上昇してホバリング。その後、機体を前方に傾斜させて水平移動しながら翼を30度傾斜させて水平飛行を続けた。

・効率的な運航

もちろんプロペラの傾斜には意味がある。スピードだ。今回のテストフライトでの最高速度は時速約96キロだった。

VTOLは垂直に離発着できるので滑走路不要というのが大きなメリットだが、Alpha 2ではそこに飛行速度も加わえた。これが効率的な運航につながることは想像に難くない。

Alpha 2の今回のテストフライトの様子は以下のリンク先で閲覧できる。

Vahana

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