そう思わせる製品がある。クラウドファンディング「Kickstarter」で資金を集めている「R Pen」だ。商品名の通り、これはボールペンである。だが現代を生きる上では欠かせない機能が詰め込まれた、最先端のガジェットという側面も持っている。
・フラッシュメモリー内蔵のボールペン
会議やプレゼンの際、会話の内容を記録するためにICレコーダーを用いることがある。しかしこれはそもそもが単能的で、製品によっては幅や厚みがあってかさばる。だが、R PenがあればICレコーダーを携帯する必要もなくなる。なぜなら、これ自体がICレコーダーになるからだ。頭頂部のボタンを押せば録音が始まる。
音声データを保存できるということは、製品内部にフラッシュメモリーが内蔵されているという意味でもある。R PenはLightningもしくはUSB-C規格のプラグを備え、いざという時の記録媒体としても活用することができる。
専用アプリも配信され、これを介した写真や音楽等の同期も可能だ。普段はただのボールペンとして使用し、ここぞという場面でフラッシュメモリーとして活躍させる。ぜひとも常備しておきたい製品である。
・複数種類を用意
R Penは先述の通り、Kickstarterで出資を受け付けている。種類は複数あり、フラッシュメモリーの容量とプラグの規格の違いでそれぞれ価格も異なるようだ。たとえば32GB・USB-Cの製品は45ドル(約5000円)から。同じUSB-Cでも、容量が128GBのものになると59ドル(約6500円)。いずれも数量限定であることに注意していただきたい。
配送は4月から。日本へのそれは、5ドル(約550円)の手数料加算で受け付ける。
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