![](https://techable.jp/wp-content/uploads/2019/02/fullsizeoutput_5f38-300x225.jpeg)
ドイツの自動車部品メーカー、ZFフリードリヒスハーフェンはここ10年ほど車体横に設置するエアバッグの開発を進めてきたが、ようやく車メーカーに提供できる段階にこぎつけたようだ。
・横からの衝撃を抑制
![](https://techable.jp/wp-content/uploads/2019/02/fullsizeoutput_5f3b-300x225.jpeg)
衝突しそうなことを感知するとエアバッグが開き、前輪と後輪の間のバンパーの高さのエリアをカバーする。つまり人が乗っているスペースを衝撃から守る役割を果たす。
・ミリ秒で作動
エアバッグはドアの下部に備え付けられ、センサーなども搭載する。衝突しそうであること、衝突は不可避であることをコンピューターが認識するとエアバッグが開くという仕組み。もちろん、事故というのは一瞬の出来事だ。そのためこのエアバッグでは衝突を予見するのにいくつものセンサーやカメラ、ライダーを活用している。開発元によると、衝突の可能性を察知するとミリ秒で作動するという。
そしてもちろん、エアバッグが開くことで衝撃を和らげることができ、最終的には搭乗者の安全確保や怪我の減少に貢献する。
現段階ではこのエアバッグを搭載した車がいつ登場するかは見通せないが、近い将来、標準装備になっていてもおかしくなさそうだ。
ZFフリードリヒスハーフェン