カーボンファイバー製のハイエンド電動バイクで、LiveWireの強力なライバルとなるかもしれない。
・車体25%軽く
100%電動で、モノコックがカーボンファイバーのバイクはかなり珍しい。航空機にも使用されるカーボンファイバーが丈夫なのはよく知られているところだが、実は軽量なのも売りで、NXT Rageは同じクラスのバイクに比べ25%軽いという。車体が軽いというのは、つまり航続距離をのばせることを意味する。開発元は具体的な数字を明らかにしていないものの、かなりの数値が期待できそうだ。
・静かな走り
電動ということで、当然、二酸化炭素を排出することがなく環境に優しい。それに加え、同社は静かな走りになるとアピールする。この点に関しては、LiveWire ではHarley-Davidsonバイク特有の音を再現するのを売りにしていて大きく異なる。気になるのは価格だが、正式発表ではないもののNXT Rageは2万4950ユーロ(約314万円)が見込まれている。一方のLiveWireは2万9799ドル(約330万円)と大きくは変わらない。
NXT Rageは詳細スペックを一切明らかにしていない。にもかかわらず、すでにデポジット950ユーロ(約12万円)で予約受け付けを開始しているところに強気な姿勢が表れている。
詳細スペックは今春に明らかにし、納車は夏に始まる予定だ。
NXT Motors