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Start Up AIを活用して食の嗜好を分析するクラウド型ソリューションをGoogle出身者が開発

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AIを活用して食の嗜好を分析するクラウド型ソリューションをGoogle出身者が開発

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グーグル出身のAlon Chen氏らが創設したイスラエルのスタートアップ企業「Tastewise(テイストワイズ)」は、2019年2月、人工知能(AI)を活用して食の嗜好やニーズをリアルタイムで分析できるクラウド型ソリューションを正式にリリースした。

・AIを活用して食の嗜好やニーズをリアルタイムで解析

このソリューションは、機械学習とコンピュータビジョン、予測分析、自然言語処理を組み合わせ、ツイッターやインスタグラムで共有されている毎月10億件以上の画像やレシピサイトに投稿されている100万件以上のレシピ、米国の飲食店のメニュー15万3000件をもとに、食の嗜好やニーズの変化を分析。

飲食店や食品メーカーは、これらの分析結果から消費者の嗜好やニーズ、食のトレンドをいち早くとらえ、メニュー開発や商品開発に活かすことができる。

利用料は月額299ドル(約3万3128円)で、登録後30日間は無料で試用可能だ。

・食品や外食の分野にもAIの活用が広がる!?

インターネットやソーシャルメディアの普及は、食品業界や外食業界にも大きな影響をもたらしてきた。

多くの消費者が健康を重視しながら、新たな食体験を次々と求め、その知識や経験をソーシャルメディアなどで積極的に共有し合っている。

このような市場環境の変化に伴い、飲食店や食品メーカーは、より深く、ボリュームのあるインサイトを素早く得て、目まぐるしく変化する消費者ニーズに対応することが求められている。

「Tastewise」は、AIの効果的な活用によって飲食店や食品メーカーに不可欠なインサイトをリアルタイムで提供し、より速く、精度の高い意思決定を促すソリューションとして注目されている。(文 松岡由希子)

Tastewise

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