そのSpheroが今度はプログラム用のロボットを発売する。コーディングだけでなく、備え付けの各種センサーを活用して動きや機能をカスタマイズできるというものだ。
・スピーカーやアームの取り付けも
新製品「RVR」はSphero特有の球形を離れ、戦車のようなデザイン。両サイドにある“キャタピラー”で動く。RVRの特徴は、内蔵のセンサー(色、光、加速度、ジャイロなど)だけでなく、別のセンサーを加えたり、Raspherry PiやArduinoのボード、スピーカー、アームなども取り付けることが可能となっている点だ。
たとえば、アームを取り付けて、空き缶を持って移動し、ゴミ箱に落とすなどの動きをプログラムできるなど、複雑なプログラムが可能となっている。もちろん、従来のロボティックボールのように単に動かして楽しむのもありだ。
・Kickstarterで199ドルから
RVRはこのほどクラウドファンディングサイトKickstarterに登場し、予定小売価格249ドル(約2万8000円)のところ、現在の出資額は199ドル(約2万2000円)〜となっている。SpheroがKickstarterで資金調達?と不思議に思うかもしれないが、消費者からの直接のフィードバックを期待してのこと、という。
日本への送料は52ドル(約5800円)。ロボティックボール以上の機能を楽しみたい人は要チェックだ。なお、出資期限は3月21日、発送は今年10月を予定している。
Sphero RVR/Kickstarter