利用方法は極めてシンプルだ。Flytographerのサイトで旅行先の都市を選び、いつどこで撮影を行うのか、フォトグラファーと落ち合う場所などを指定する。もし初めて行く街なら、サイトが推薦する撮影場所を指定するのもいいだろう。撮影は「1カ所30分の撮影で写真15枚(200ドル)」「1、2カ所1時間の撮影で写真30枚(350ドル)」などのメニューから選ぶようになっている。そして実際に撮影が行われたら、フォトグラファーから数日以内に電子メールで写真が送られてくる仕組みだ。
このサービスは今年3月に立ち上がったばかりで、現在、世界60都市のフォトグラファー75人が登録している。カバーする都市としては日本では東京、そのほかロンドン、パリ、アムステルダム、バルセロナ、ローマ、ニューヨーク、トロント、メルボルンといった主要都市を網羅している。ユーザー満足度を高めるため、フォトグラファーの選定にあたっては書類選考と面接などで技術、人間性、信頼性、英会話力などを慎重にチェックしていて、利用可能都市と登録フォトグラファーの数は順調に増えているという。
デジカメやスマートフォンなどで自分撮りしたり、通行人にシャッターを押してもらったりするのもいいが、特にハネムーンや何かの記念旅行であれば“絵になる旅行写真”があると一生の宝になるかもしれない。
Flytographer