そんな学生生活の悩み解消に主眼を置いたのが、あらかじめ混雑状況を知らせてくれるiOSアプリ「Density」だ。
・米国の大学生が日頃の悩みを解消すべく開発
「Density」は、米国のコーネル大学の学生により構成されるITプロフェッショナル集団「Cornell Design & Tech Initiative」が開発。学生生活を送るなかで、カフェテリアや図書館で空いている座席が見つからずうろつくこともしばしば。そんな日常から脱却すべく、学生たちは一丸となってアプリ開発を進めている最中だ。
・学生の流動性をリアルタイムに追跡
「Density」は人気のナビゲーションアプリ「Waze」と類似の技術を採用。大学キャンパス内における学生の流動性をリアルタイムに追跡し、その結果をアプリユーザーに通知する。使い方はいたってシンプルだ。出かける前に天気予報をチェックする感覚で使用できるようになっている。
現時点では100パーセントの正確性は保証されないが、おおよその情報を得る分に関しては問題ないという。ただし、今後の開発次第ではユーザーからのフィードバックにより精度が向上する可能性も見込まれる。
将来的には、カフェテリアのみならず、大学内の全ての施設にも対応予定。
Density