現行の2019年モデルは111マイル(約179キロ)で、倍以上に延びることになる。また初代が93マイル(約150キロ)であったことからすれば、技術の進歩が顕著だ。
・Niroを上回る
起亜自動車はSoul EVの他にもEVとしてはNiroを展開している。Soul EVと同じバッテリーを活用しているが、Niroの航続距離は239マイル(約384キロ)とわずかにSoul EVに及ばない。ただし、同じ韓国メーカーの現代自動車のKona は258マイル(約415キロ)となっていて、Soul EV2020年モデルは後塵を拝する。
・大衆路線
一般に、EVは航続距離が長いにこしたことはない。しかし消費者にアピールするにはただ航続距離の長さだけではなく、全体としてのコスパが重要だ。別の言い方をすれば、いくら高機能でも高価格であれば敬遠されてしまう。その点、Soul EVシリーズは大衆車路線。Soul EV2018年モデルが3万3950ドル(約375万円)〜、一方でKona EVは3万6450ドル(約403万円)〜となっていて、Soul EV2020年モデルはその中間あたりにくることが予想される。
今年後半の生産開始を予定していて、今後は価格の発表に注目が集まる。
起亜自動車