実は、1日に1杯コーヒーを飲むと、1年間で10本のコーヒーの木が必要になるという。
そこで、Atomo coffeeが、コーヒープランテーションの大規模拡張を防ぎ、人と地球に優しいコーヒーをつくることを目的として、分子から作ったコーヒーを開発した。
・分子からつくるコーヒー
この画期的なコーヒーは、スイカの種やひまわりの種の殻など、自然界にある持続可能な原料から取り出した分子でできている。分子を調整して、コーヒーの香りと味の再現し、口当たりも良いという。味はコロンビアやケニア、エチオピアなど、取揃えはさまざまで、カフェインなしも存在する。
・人と地球に優しいコーヒーを
Atomo coffeeの目標は、環境に優しい、手頃な価格の、より良いコーヒーをつくること。1本コーヒーの木から1年間で収穫できるコーヒーは、わずか450gだという。1日1杯コーヒーを飲むと、1年間で10本のコーヒーの木が必要になるのだ。
開発チームは Atomo coffeeの普及が、コーヒープランテーションの大規模拡張を防ぎ、自然保護に寄与することを目指している。
現在、キックスターターでキャンペーン中だ。目標額はすでに達成している。価格はコーヒー50杯分で24米ドル(約2600円)。販売は欧米のみで、配達は2019年12月予定。
Atomo coffee/Kickstarter