Nextdoorが米国内のサービス展開なのに対し、Meeteyは世界90カ国以上を対象にしている。街や通りの名称を入力してメールアドレスやFacebookなどのアカウントでサインインすると利用できる。現在のところ、ユーザー数はまだ20万人。今後、ユーザーの増加に伴いネットワークの数も増えてくることが見込まれる。
ご近所SNSに馴染みがない人のために説明すると、このサービスでは近隣の住人同士のみで情報を共有できるネットワークを構築できる。そこでは、住人が互いに知り合うことができるだけでなく、近隣で起きた犯罪事件や自然災害などの情報を共有したりできる。また、「迷子のペットを探しています」「今夜○時から○○でイベントやります」という掲示もできる。つまり古き良き時代の「フェイストゥーフェイス近所付き合い」や「回覧板」がネット上で行えるというわけだ。
Meeteyではマップに周辺の小売店やレストランなどもアイコン表示されるので、引っ越してきたばかりでエリアをもっと知りたいという人や、親しいご近所友達をつくりたいという人には便利だろう。実名ユーザーが多く、“顔の見える関係”を築くことができるサービスとなっている。
Meetey