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世界初!新生児黄疸を計測できるウェアラブル型センサの開発に成功

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横浜市立大学医学部小児科学 伊藤秀一主任教授、魚住 梓助教、横浜国立大学工学研究院の太田裕貴准教授らの共同研究グループは、新生児用ウェアラブル黄疸(おうだん)センサを開発。

ゴム材料などの柔軟な材料を新生児とデバイスのインターフェースに用いることによって新生児に対して負荷が低く、高密着に装着できる世界で初のウェアラブル型光学式黄疸センサを実現した。

・新生児医療への新たな可能性

生後まもない新生児はビリルビン濃度の調整が不安定であることから、その後の生育を勘案すると経時的な黄疸計測が必要不可欠。

同研究では、ゴム材料などの柔軟な材料を新生児とデバイスのインターフェースに用いることによって新生児に対して負荷が低く、高密着に装着できるウェアラブル型光学式黄疸センサを実現したという。Bluetoothを介してスマートフォンやタブレット端末で黄疸度合いを経時的に確認することが可能になった。

・今後の活用方法に期待高まる

本研究は黄疸計測のみができる新生児向けのウェアラブルセンサを開発。今後は脈拍計測などと連動し、経時的に新生児の様々なバイタルサインを計測できるウェアラブルセンサを開発して行く予定だという。

これらで取得したデータを機械学習と連動することで新生児、家族、医師、看護師が安心して生活できるスマートネットワーク環境を提供できると期待されている。

横浜市立大学

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