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Fordがベルトコンベヤー式ベッドを開発した理由

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寝ているときに隣のパートナーが自分の側に寄ってきて、ベッドの端に追いやられてしまい、窮屈な思いをした…。パートナーとベッドを共有している人なら経験があるのではないか。

そんな時のソリューションを備えたベッドをFordが開発した。ベッドの表面がベルトコンベヤーになっていて、パートナーが詰め寄ってきたらベルトがスライドし、自分のスペースを確保できるというものだ。

・“侵入”を感知

Ford、そう車メーカーのFordだ。なぜ、ベッドを? と思うだろう。実はこのベッドにはドライバーアシストシステムを応用しているのだという。

プレッシャーを感知するセンサーがマットレスに埋め込まれていて、これにより寝ている人の動きを把握する。そして相手のエリアに“侵入”したと判断された場合、ベルトコンベヤーが動く。

たとえばベッドの右側に寝ていた人が中央に寄ってきて、左側のエリアに入ったら、ベッドの表面のベルトが右に動く。すると、侵入者は元の場所に戻り、侵入された側は中央寄りに来るが、自分のエリアに戻ってスペースを確保できるという仕組み。

・技術のアピールが目的

寝相があまり良くない人の場合、このベルド移動が一晩のうちに何回か行われることになりそうだ。しかし、これによりカップル間のいさかいは回避できるかもしれない。

もっとも、このベルトコンベヤーベッドは商品ではなく、あくまでも同社の技術をアピールするための試みとのこと。同様の取り組みとしては、過去にノイズキャンセリング機能を備えた犬小屋などがある。

実際に使うことはできなくても、こうしたユニークな発想の製品をみるのは楽しい。興味のある方はビデオをどうぞ。

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