同様にドローンを使ったアートとして、夜空に描かれたピカチュウやバットマンの写真がいま、注目を集めている。ショーではなく、ドローン1機による斬新な手法による“ドローン絵画”だ。
・ライトで多彩な作品
この“絵”を描き、写真を撮影したのは米国コロラド州のアーティストでフォトグラファーのRussell Klimasさん。所有するドローンに強力なLEDライトを搭載し、夜間に飛行させながらライトを光らせ、撮影して作られた作品だ。ピカチュウやバットマンのほか、アイスキューブ、ブロードウェイショーのロゴなどを描いた。
・光の点で描写
多くの人が、ドローン1機でどうやって描いたのか、と思うだろう。これを可能にしたのがLitchiと呼ばれるドローン自動航行アプリだ。ウェイポイントを使って、あらかじめ飛行ルートを設定できるというもので、飛行ルートが絵になるように設定して飛ばした。ただし、光のラインを引くのではなく、光の点を置くようにしている。これにより、より細かな部分が描けるのだという。
また、どこでどのように飛ばすかを計画するにあたってはGoogle Earthも活用したとのこと。そして飛行の様子を、ワイドレンズ(12ミリ)を使ってスローシャッタースピードで撮影して作品となった。
ドローンでこんなこともできるのかと目からウロコの斬新アート、Russell Klimasさんのサイトで楽しんでほしい。
Light and Lense