・“キャッシュレス”&“レジレス”のカフェ!オープン記念でドリンク100円
キャッシュレスであるばかりでなく、レジをなくす“レジレス”化も進んでいるようで、このたびAWSクラウドをはじめ、ビッグデータ、モバイル、IoT、音声認識の技術を活用した企業向け支援サービスを展開するクラスメソッド株式会社は、新しい店舗体験をコンシューマー向けにサービス提供する実験店「Developers.IO CAFE」を2019年2月よりオープンした。カフェ開店記念として、初回利用者はドリンク100円(税込み108円)となるキャンペーンもあわせて開催している。・客はレジ待ちストレスなし!店舗の負担も軽く
店舗におけるレジ待ちは、利用者にとってストレスを感じる原因のひとつ。誰でも、長時間列に並び、注文を諦めてしまった経験は1度や2度はあるはず。また、店舗運営側にも現金の用意が要らないのは大きなメリット。現金による支払い方法は、開店前の金種の用意や閉店後のレジ締め、売上金の回収のほか、現金以外の様々な支払い方法が増えるのに対応する必要があるなど、スタッフの作業負担は増え続けている現状がある。
・オーダー&支払いはスマホアプリ限定
「Developers.IO CAFE」では、現金を扱わず、注文や支払いをスマホアプリに限定している。利用者は事前に予約を入れられるので、来店時に列に並ぶことなくスムーズに商品を受け取ることができる。必要に応じてGPSやビーコンを組み合わせて来店を予測し、タイムリーなサービス提供を実現。
また、店側としては、時間帯に応じたメニューの調整など、柔軟に運営をコントロールすることが可能だ。さらに顧客毎のステータスに応じて、動的な値付けや特別なサービスを提供することも可能で、ロイヤリティの高い顧客との関係を構築できるのもメリット。
・自動的に決済が完了するウォークスルー体験
店内には物販エリアが併設されており、このエリアではスマホアプリをかざしてチェックインすることで、レジレスの店舗体験ができる。店内に設置された各種センサーとつながったシステムにより、どの客がいつどの商品を手に取って持ち去ったかを把握することができ、顧客が物販エリアの外に出ると、自動的に決済まで完了する仕組みになっている。各センサーは独立して動き、クラウド側で総合的な推定をおこなう。顧客毎の動線の確認、カゴ入れ、カゴ落ち、購入などの判定が可能だ。また、たとえば客が手に取ったものの結果的に購入しなかった商品については、退店後にクーポンや詳細情報を通知することで、引き続き自宅で再検討してもらうといった後追いをするようなこともできるという
・オンラインとオフラインをつなぐ
店舗内で起こるすべての現象がデータとして蓄積されていき、今までオンラインでしか分からなかったことがオフラインでも把握できるようになる。詳細な履歴から細かい複数のセグメントを作り、スマホアプリを経由して顧客向けのキャンペーンをおこなって効果を測定することが可能だ。
今までは人通りの多い路面店であることが売上に直結する大きな要素だったが、今後は立地を選ばず、オンラインとオフラインを上手に活用し、顧客との良い関係性を築くことで、購買単価や来店頻度のアップも期待できる。
・今後の展開は?
今後は店内だけの体験に留まらず、周辺オフィスへの宅配やECとの連携、イベントやワークショップへの送客、お友達へのメッセージ付きギフト、クレジットカード決済以外の支払い方法(交通系ICカード、QRコード系など)、サブスクリプションによる飲み放題への対応などを進めていく。また、クラウド型のコールセンターを導入することで、混雑状況や在庫の確認といった問い合わせには店舗のリアルタイムなデータに基づき自動的に応答する。注文傾向の分析やセンサーによる在庫状況の確認により、食材の自動発注をおこなう。
これらの施策によって現場とITをつないだ一気通貫のノウハウを蓄積し、付加価値の高いサービス提供につなげていきたい意向だ。また、カフェに限らず他業態でも取り組みを広げていく予定だという。
キャッシュレス、レジレス、ウォークスルー体験ができる未来型のカフェ。新しいカフェ体験が楽しめそう。ぜひ1度来店してみては。
<Developers.IO CAFE>
場所:東京都千代田区神田須田町2−25 Gyb秋葉原 1F
アクセス:JR・東京メトロ 秋葉原駅から徒歩5分
都営地下鉄新宿線 岩本町駅から徒歩3分
営業開始:2019年2月12日(火)
※モバイルオーダー、キャッシュレス、レジレス、ウォークスルー決済などに対応
Developers.IO CAFE
完全キャッシュレス、レジレス、ウォークスルー体験、来店前オーダーの新型カフェを秋葉原にオープン PR TIMESリリース