デジタル機器の浸透に伴い、スピーカーはBluetooth対応のものが主流となっている。音声アシスタント付きのもの、照明機能もついているものなど多彩になってきているが、今回はポータブル性と音質が売りのタイプを紹介しよう。

米国ロサンゼルスのスタートアップが開発した「Cannon」。手のひらサイズと小型で、2台をつなげると自動的に左右のチャネルをマッチさせるというものだ。

・左右バランスを調整

複数をつなげられるBluetoothスピーカーはそう珍しいものではない。部屋の中で分散して設置することで、立体感を伴った音になる。

しかしCannonはさらにその先をいっていて、2台つなげると自動で左右の音のバランスが調整されるようになる。なので、よりクリアなステレオサウンドが楽しめる。出力は各5Wで、再生周波数帯域は90Hz〜20KHzだ。

・6時間再生

しかもCannonは直径6センチ、高さ6.2センチとタンブラーグラスほどのサイズで重さはわずか220グラム。屋外パーティーやイベントなどに持ち込んで、スマホの曲を流して楽しむことができる。

再生時間はフル充電で6時間。2台つなげての使用がベストだが、1台のみの利用も可能とのこと。

Cannonは低価格なのも魅力で、現在資金調達を展開しているKickstarterでは19ドル（約2100円）〜となっている。2つセットは24ドル（約2600円）〜とかなりお得なので、是非ともセットでそろえたいところだ。出資は4月7日まで受け付け、5月の発送を予定している。

Cannon/Kickstarter