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Start Up 煙やガスを感知するとサイレンと共に、スマホに警報を送るスマート探知器「birdi」

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煙やガスを感知するとサイレンと共に、スマホに警報を送るスマート探知器「birdi」

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birdi家電や家具、ドアロックなど家庭内は急速にIT化されてきているが、このほど米国で登場したのはWi-Fiにつなげて利用するスマート煙探知器「birdi」だ。従来のタイプと同じように煙やガスを探知したらサイレンや光で警報を出すだけでなく、アプリをダウンロードした住人の端末にもテキストを送って知らせてくれる。また、火事などの緊急時以外にも室内の湿度レベルや空気の清浄性を分析する機能も持っている。

birdiは直径13センチ、厚さ3.7センチの円盤で、既存のものと取り替えてWi-Fiにつなげて使用する。birdiの主な機能としてはまず煙探知がある。煙や一酸化炭素を感知したらサイレンと光で警報を出し、スマートフォンなどの端末にも警報メッセージがいく。ただ、料理中の煙など判断が難しい場合は、在宅している人の端末にまず「火事? それとも誤作動?」という確認メッセージが送られる。単に料理の煙に反応しただけなら、確認メッセージを受け取った人がアラームをオフにできる。もし、住人全員が不在の時に煙などを探知したら、birdiから地元の消防当局に連絡がいく仕組みだ。

また、birdiには内蔵センサーで空気の質を分析してアプリに表示する機能もある。温度や湿度に加え、花粉やダストが室内の空気に含まれているかどうかも判別できる、必要に応じてユーザーの端末に「空気が乾燥しているので、加湿した方がいい」などとアドバイスも送ってくれる。アレルギーを持つ人は花粉やダストのレベルをチェックできるので、その結果に応じて空気清浄機を稼働させるなどして症状緩和に役立てることもできそうだ。

加えて、アプリではユーザーの住むエリアに竜巻や洪水、地震といった自然災害のリスクが高まっている時にはお知らせ通知してくれる機能もあるなど、まさにマルチなスマート探知器とアプリとなっている。現在、クラウドファンディングサイト「Indiegogo」で資金を募っていて、探知器2個パックが190ドルとなっている(アプリのダウンロードは無料)。米国外への発送にもプラス20ドルで対応してくれる。

birdi

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