・合計8本のVR動画を公開
VR動画は全部で8本。YouTubeの「大分県警察公式チャンネル」にて2月8日から公開されており、スマートフォンとVRゴーグルがあれば、いつ、どこでもVRによるスケアードストレート(スタントマンによる事故再現)の交通安全体験ができるようになっている。撮影に使った機材は360度ドライブレコーダー“ダクション 360 S”。全天球の360度ドライブアクションレコーダーで、オプションのバッテリーで電源供給すれば360度アクションカメラとしても使用可能。今回はスタントマンの頭上と車内に装着して制作した。
大分県では近年中高生の自転車事故が増加しているため、一部の学校などを対象にスケアードストレートを活用した交通安全教育を実施してきた。この取り組みをより多くの県民へ拡大するべく、疑似体験型のVR動画を撮影したという。
大分県警とカーメイトは2013年から5年にわたり、追突事故の減少を目的とした安全運転教育アプリの共同開発を行っている。今回の動画は自転車事故や歩きスマホでの事故、あおり運転の防止等を目的としており、リアルなVRコンテンツ制作をすることで県民の安全意識向上をめざしている。
・さまざまな視点からの疑似手体験が可能
公開された動画は自転車目線、歩行者目線、ドライバー目線などさまざまな視点からの体験が可能な完成度の高いもの。大分県警の公式YouTubeチャンネルにアクセスし、VRモードにしたYouTube動画をスマートフォンに表示させ、VRゴーグルにセットすれば誰でも視聴できる。あおり運転や巻き込み事故が多く発生する昨今。交通事故はもはや他人事ではない。動画を通して事故の恐ろしさを体験し、安全運転に生かしてほしい。
YouTube 大分県警察公式チャンネル