このほど明らかになった特許には、光学ズームシステムを備えたスライラスの図が掲載されている。
・望遠鏡スタイル
カメラを搭載したペンというと、なにやら映画の中のスパイが持つ小道具のよう。しかし。光学ズーム搭載となると、古き良き時代のスパイが持つタイプではなく最先端となる。光学ズームはスマホにはほぼ搭載されていない。それはスマホの構造上、制限があるためだが、Sペンでは望遠鏡スタイルのシステムをとることで可能にしているようだ。
・マルチアングル撮影?
では、スタイラスのカメラで何ができるかというと、まずは自撮りなどの撮影に使うことが考えられる。また、特許の別の図には複数のカメラを搭載したペンの図も示されていて、マルチアングル撮影のようなものを検討している可能性もある。サムスンはすでにGalaxy Note 9のSペンにBluetoothを搭載してスマホカメラのリモコンとして使えるようにしているが、特許にあるようにSペンそのものにカメラを搭載するとなると、独立した使用方法を提案することは十分ありそうだ。
特許は必ずしも商品化を約束するものではないが、さらに進化したSペンが今後登場するのは間違いないだろう。
Source:Patently Mobile