病院に行く必要があるか迷うときや、診察のアポをとったり待合室で長く待ったりしたくないときなどに便利なサービスだ。ただし、相談できる内容は「マイナーな健康問題」とし、小児科、内科、救急医療、家庭医学の4カテゴリーを設けている。利用時間は午前7時から午後11時となっており、米国の医師免許を持つドクター1000人が対応する。現在、サービスエリアはカルフォルニア、フロリダ、ニューヨーク、ミシガンなど15州で、電話は相談者が住む州のドクターにつながる仕組みだ。
相談料金は15分40ドル。アプリをダウンロードして登録する際に、あらかじめ決済に使うカード情報などを入力し、利用時間に応じて課金される。この15分という時間設定について、会社は「マイナーな問題を相談するには十分な時間」としている。ベータ版をカリフォルニア州で試行した際の平均相談時間は7分だったという。また、診察代金について、来年以降は各種保険が適用されるようにするという。
たしかに、日常生活で「あれっ?」と思うような症状があったりしても、わざわざ病院に行くのは…とためらうことはある。そんな時に、気軽に素早く相談できると受診遅れを防げることはもちろん、不安も解消し、医療費が高い米国においては金銭的にも安く抑えられるというメリットもありそうだ。
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