甲部分にくるタッチパッドやスマホのアプリでフィット感を調節できるというもので、2020年に1足330ドル(約3万6000円)ほどで発売する計画だ。
・甲の部分をなぞるだけ
自動調整シューズといえば、Nikeが先日「Adapt BB」を発表したばかりだ。そして今回のPuma。業界大手の2ブランドが売り出すことで、多くの消費者の注意を集めることになりそうだ。Fiシューズは、2016年に発表した同社初の自動靴紐トレーニングシューズHyperAdapt 1.0をベースに開発された。甲の靴紐部分にタッチパッドがあり、ここを指でスワイプすることでフィット感を調整できる。
具体的にはタッチパッドを下から上にスワイプするとシューズが締まり、下に向けてスワイプすると緩くなる。紐を引っ張ったり結んだりという手間が省け、また手がかじかむような寒い環境でも簡単に調整できる。
・Qiマットでワイヤレス充電
タッチパッドに加え、フィット感はスマホのアプリでも操作できるとのこと。当然、シューズは充電する必要があり、ワイヤレス充電規格Qi対応の充電マットがセットに含まれるようだ。
Adapt BB はバスケットシューズだが、Fi はマルチに使えるトレーニングシューズ。Pumaファンならずとも運動をする人は要チェックだ。
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