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Tech iRobotの「Terra」は“ルンバ芝刈り版”! まずは今年後半ドイツに投入

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iRobotの「Terra」は“ルンバ芝刈り版”! まずは今年後半ドイツに投入

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お掃除ロボといえばルンバ、と真っ先に名前が上がるこの商品を開発した米iRobotは今年、新製品を投入する。

今度はロボは屋外へと向かう。なんと、芝を刈るロボ「Terra」。ルンバと同じ要領で、自動で動きながら伸びた芝を刈るというものだ。

・隅々まで刈り取る

日本ではあまり芝刈りは馴染みがないが、欧州や北米などの庭付き一軒家に住む人は芝刈り機を所有していることが多い。この芝刈り作業、なかなかの手間と時間がかかるものだ。

それをロボットに任せようと開発されたのが今回のTerra。ルンバやその他のメーカーからも出ている掃除ロボを使ったことのある人ならイメージがつくかだろうが、Terraも自律走行しながら隅々まで刈り取ってくれる。

・ビーコンを活用

大まかにいえばTerraもルンバもマッピングシステムで動く。ただ、Terraの方が開発は複雑だったようだ。というのも、庭は広く、地面がでこぼこだったりするからだ。

そこで、Terraではビーコンを使うことでこの問題を解決した。庭に数カ所ビーコンを設置すると、Terraはエリアをしっかりと認識し、どのエリアの芝を刈って、あとどこが残されているのか、ということを確認しながら作動する。

また、作業中にバッテリーが不足しそうになったら、自動でベースに戻る。そしてバッテリーがいっぱいになったら途中になっていたところに戻り、再び作業を開始するという賢さも併せ持つ。

価格はまだ明らかにされていないが、iRobotは今年後半にまずはドイツで販売し、米国ではベータプログラムを展開する予定だ。

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