そう思っている人は要チェックのブーツが開発された。スキー本場スイスのメーカーが開発した「DAHU」。スノーブーツとスキーブーツを組み合わせたようなデザインで歩きやすさを実現した。
・2パーツ構成
スキーブーツは板にブーツを固定したり、足を守ったりするために硬くて頑丈な素材で作られている。それゆえに、着用していると足首の可動域が狭くなり歩きにくい。では、可動域を広げると歩きやすくなるはず。そうした視点でDAHUは開発された。なんと、ブーツと、外側の硬い部分が外れるようになっている。つまり、普段はスノーブーツとして使い、スキーをするときにハードシェルを付ける、という使用方法になる。
・足への負担を軽減
スキーの合間の小休憩のときなど、ハードシェルを完全に外すほどではないときは、ハードシェルのバックルを外すとしめつけがなくなる。足首部分は完全フリーになるので、従来タイプに比べるとかなり歩きやすくなるとのこと。ブーツをモジュール的にするという大胆な発想だが、確かに足への負担をかなり減らせそうだ。
DAHUは2019年秋にまずは欧州と北米で展開される見込み。価格はまだ明らかになっていない。アジアではスキーヤー人口が断然多い日本での発売も期待したいところだ。
DAHU