そのCasperが今度はライト「Glow」を発売した。もちろん、ただのライトではない。概日リズムを整え、良質の睡眠につなげるのに活用できるスマートライトだ。
・45分間隔で徐々に暗く
Glowは円柱形のデザイン(直径7.6センチ、高さ12.7センチ)で、一見何の変哲もないランプ。しかし、ユーザーの睡眠をサポートするように工夫されている。まず、通常の照明に比べるとGlowのLEDライトは温かみのある色が灯る。Casperは「読書灯やスマホのブルーライトより目に優しい」としている。
このライトが就寝時間に向けて徐々に暗くなるようにデザインされていて、これによりユーザーを自然と睡眠へと誘う。45分ごとにライトが暗くなるようにデフォルト設定されているが、専用のアプリでカスタマイズもできる。
・目覚めさわやかに
同様に、朝にも活用できる。起床時間をセットすれば、その時間に自然と目がさめるよう、起床時間の30分前からライトが徐々に明るくなっていく。Glowには周囲の明るさを感知するセンサーが内蔵されているので、状況に合わせてライトの強度は自動で調整される。
また、ユニークな操作法となっているのもポイントで、Glowの上下をひっくり返すことでオンオフを操作でき、Glowを回転させたり、手に持って振ったりすると明るさを調整できる。夜中に目が覚めてトイレに行く時など、Glowを振って懐中電灯代わりに使うというのもありだ。
Glowは充電式で、連続使用時間は7時間。2台シンクさせることも可能だ。価格は1台89ドル(約9700円)、2台セットだと169ドル(約1万8000円)となっている。
Casper